(朝日新聞より引用)
(大阪都構想1分ガイド)府の役割は変わるの?大阪都構想が実現すると、解体される大阪市の仕事の一部を大阪府が引き取る。都構想案では、府の役割を「大阪全体の視点から、統一的な戦略で取り組むべき機能を一元的に担う」と記している。
「統一的な戦略」が求められるのは、市をまたぐ大きな仕事だ。いまの大阪市の仕事のうち港湾の管理や地下鉄の延伸、高速道路新設への同意のように広域にわたるインフラ整備はまとめて府の仕事になる。消防・救急の業務、下水道の整備、都市計画、天王寺動物園や大阪城公園など大きな公園の管理も府に移る。
成長戦略も府に一元化される。大阪維新の会はカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致や大阪万博の開催などを掲げている。府庁内には「意思決定が早くなる」という評価の一方で、「すでに府が主導しているので変わらない」と冷めた見方もある。(引用終わり)
補足・・・
「すでに府が主導しているので変わらない」との意見を載せていますが、
それは、松井知事の行う広域的な仕事に対して、大阪市の橋下市長が引いているから。
この2人の体制になる前は、大阪府・大阪市が共に譲らなかった為、広域の仕事がスムーズに進まなかった。
また、張り合って同じような仕事もしていたので、狭い地域内に同じような組織・建物・施設が作られるようになった。
これが、いわゆる大阪名物と言われた「二重行政」。
橋下さんが市長になる、つい3年前までは、それが当たり前、普通だった。
それが、府市それぞれの財政を圧迫し、借金がどんどん積み上がって、にっちもさっちもいかない状況に・・・
【わかりやすい】大阪都の特別区の区割り図(サムネイルクリックで拡大)
(うらしまさん作成。ありがとうございます。拝借致しました。)
大阪都構想タウンミーティング動画集
http://oneosaka.jp/shishinokoe/new.html