4/16 橋下氏Twilog 「イギリスの議院内閣制と議員グループの組織化」

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引用

これは今の国会議員の中でも唱える人がいます。RT @kenichiromogi: イギリスの議院内閣制のように、一つの総選挙のmandateで、次の選挙まで首相が変わらなければ、やりやすいのでしょう。@t_ishin 個人の力だけでいきなりは変わらないです。僕はローカルの自治体で

ただイギリスの議院内閣制がうまくっているのは、政党の執行部の権限がはっきりしているのです。選挙の際の公認権と選挙区指定権。これは強烈です。政党の方針に反する場合には次回の公認はなくなります。選挙区もころころ変えられます。総選挙のときにリーダーを提示するのは対国民向け。

実際に議員グループを組織とするにはやはり組織マネジメントのルールを適用せざるを得ません。ところが日本の政党には執行部にそこまでの権限がありません。悪しき民主主義ですね。全てボトムアップで候補者が決まってくる。マネージャー陣は追認機関です。大学の教授決定手続きのようなものでしょうか

一国のかじ取りをしようと思えば、巨大な行政官庁を指揮しようと思えば、最後は民意を背景にするしかありません。役人も色んな意見を持って当然です。全員が心底トップの考えに賛成するなんてことはあり得ません。最後は、これが国民が納得することだという諦めで決定するのが成熟国会の決定過程かと。

国民のレベルが高ければ高いほど、全会一致で皆が積極賛成!はあり得ないと思います。そう決まったら仕方がないかと諦める決定の仕組み。多数決を基にどう納得、諦めてもらうか。これと全く異質なのが議員グループの決定過程。これは議員グループをいかに組織化するかにかかっています。

posted at 08:50:17

(橋下氏 twilogより)

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