石原代表の説得、不調か? 結いとの合流破談も・・・

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昨晩(21日)の会談の様子が書かれています。
この記事の通りだと、橋下さんが板ばさみになってるようですね・・・

(引用)
石原・橋下氏、深まる亀裂=結いとの合流破談も-維新
 結いの党との合流をめぐり、日本維新の会の石原慎太郎、橋下徹(大阪市長)両共同代表の対立が深刻化している。今夏の合流を目指す橋下氏は21日、拒否姿勢を崩さない石原氏の説得に当たったが、石原氏は、結いが政策協議で反対している「自主憲法制定」の明記を一歩も譲らなかった。混乱が拡大すれば、合流の破談や維新分裂につながりかねない情勢だ。

 石原、橋下両氏は21日夜、名古屋市のホテルで急きょ会談。石原氏は席上、「自主憲法制定、原発稼働、集団的自衛権。この三つは譲れない」と、いずれも結いが受け入れ困難な案件で強硬姿勢を示した。

 橋下氏は「『憲法改正による自主憲法』でどうか」と妥協案を示したが、石原氏は拒み、橋下氏が結いの江田憲司代表と再調整することになった。石原氏は22日夜、東京都内で記者団に「党是を曲げてまで合併するわけがない。国民への背信だ」と強調した。

 石原氏の自主憲法論は、第2次大戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)に疑義を呈し、現行憲法は「米国の押し付け」との歴史観に基づく。現行憲法の「破棄」が持論でもある。平沼赳夫代表代行ら保守系議員も石原氏の主張を支持している。

 これに対し、橋下、江田両氏らの改憲論は、行政改革や地方分権に主眼がある。名古屋での石原、橋下両氏の会談に同席した松井一郎幹事長(大阪府知事)は22日、記者団に「(自主憲法の)その一言で、(野党勢力結集の)パイが小さくなる」と石原氏の姿勢に懸念を表明。結い幹部も「自主憲法は認められない」と強調した。

 結いは、エネルギー政策でも「原発ゼロ」を掲げ、集団的自衛権行使にも慎重で、石原氏の路線とは相いれない。

 維新は24日に執行役員会を開き、結いとの合流問題について改めて協議する。だが、橋下氏が合流を念頭に置いた「新党準備会」の設置を役員会の議題にする意向を党内に伝えると、石原氏が猛反発。結局、役員会の議題にはしないことになったが、両氏に接点は見えない。(5/22 時事ドットコム)

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