都構想代替案:「大阪市残し合区」橋下市長が検討指示

記事をシェアして頂けると嬉しいです

万一の「保険」という位置づけだとは思いますが・・・
維新以外4党が、「これでええやないか」となりそうですね。

「代替案の検討」ついては異論もあるとは思います・・・
現実主義の橋下さんらしいですね。

以下の会見で自治法改正案も含めて、いくつかの案を示して有権者が比べられる様にしたいとも言ってましたね。
4/17 橋下大阪市長 定例記者会見 動画(フルバージョン)

(引用)
都構想代替案:「大阪市残し合区」橋下市長が検討指示

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が大阪都構想の代替案として、改正地方自治法の総合区制度を利用して、大阪市を残したまま市内24の行政区を5?10区に合区させる案を検討するよう、事務方に指示していたことが分かった。都構想実現のめどが立たない中、橋下氏は改正地方自治法も並行して議論を進める考えを示しているが、野党会派が都構想の対案とする総合区制度について、合区を検討していることが明らかになるのは初めて。

 20日夜、都構想の事務を担当する大阪府市大都市局員との会合で語った。

 出席者によると、橋下氏は「都構想が優先順位1位だが、複数の選択肢が必要だ」として、総合区制度に合区を取り入れた案の検討を指示した。また、総合区制度について「24区のままでは意味がないと野党会派に言い、合区に持っていく。市を残した形での改革案の議論になる」と話し、都構想や総合区制度を9月議会で議論し、来春の統一選で住民に問う意向を示した。

 総合区制度は、政令指定都市と道府県の二重行政の解消を図るため、先月成立した改正地方自治法に盛り込まれた。政令市の行政区に特別職の区長を置くのに対し、都構想は市を解体し公選区長を置く。(6/21 毎日新聞)

コメント

  1. コウヘイ より:

    何と無く市長の作戦が読めてきた気がしてます。

    今の市議会議員、大阪市を残したプランでも、合区は嫌がるはずです。
    今の議員の地盤だけで当選出来ないし、大阪維新のような民意を受けた政党に有利になるはずだし。

    そうやって既存政党側が、大阪都構想も反対、自分たちの言ってた地方自治法改正案プランも反対となっていくと、誰の目にも既存政党の本性が明らかになっていく。
    そのうえで来年の統一地方選挙に突入させていく。

    そんな絵を市長は描いているような気がします。

  2. 三十郎 より:

    うーん・・

    合区にした場合、またもや「その合区案はおかしい」とかでナンデモ反対運動が起きるような・・最終的な大目標は時間切れ狙いですから

    そして、大阪市内は特に、公明党が強い。合区になると、議員数減数が成立していない市会の次期選挙では、議員定数が現状2~6なのが9~18になる。某宗教団体は複数候補者を立てたとしても投票の振り分け指示が可能。維新の会は浮動票メインですので食い合いが発生。まあ2015年は現状の選挙区ですので気の回し過ぎですかね

    「大阪の無駄を省く体制づくり」
    「その地域の住民が、責任を持って首長を選ぶ」

    二本柱がともに倒れる形です。大阪市会も府会も、自公民共やりたい放題です

    「橋下さんあかんかったね」と言う未来は、今まさにこの市会府会の動きに無関心な民意が生み出しているんですね。

    維新の会は国政でいい法案をたくさん提出しているので、そちらにパワーを費やしてほしいのですが、大阪がこの有様では当面はかかりっきりになりそうですね。

    自公民共が今すぐ消し飛べば、大阪の改革はもっと進んでますよ!ただ彼らも民意を受けて選ばれているという現実が大阪の現実です

トップへ戻る