「若者の投票率が上がったら・・・本当に政治が変わるのか?」シュミレーションしてみた

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事あるごとに、多くの方が、
「若者が投票に行かないから、高齢者優遇の政治が続く」
と言っています。

そうは言ったって、
「本当かよ。俺1人選挙に行ったって何が変わるんだよ・・・」
とか、
「別にこのままでも、年金もらえないだけでしょ!
もらえないなら、払わずに、自分で貯金しとけば別に大丈夫じゃん!」
と、正直思ってる人も多いのでは・・・

ここに来てる人は、そうは思ってないから来てるんだろうけど、
「こんなページに興味が無い」って人は、そう思ってるんだろうな・・・

こんな意見もあるしね・・・


昨年、若者の投票率が1%下がると、若年層が「年間13万5千円の損」をする。
と言う試算が発表されました。
若者の1%投票棄権→13万5千円損 東北大院教授試算(朝日新聞)

これ、理解し難いしピンと来ないですよね。
(何度もアレですが、このページに来る人は良くわかってると思います・・・^_^;)

もしくは、10%上がったら、逆に135万円得するのか?
と言えば、そうではないと思います。

「もし、若者の投票率が上がったら・・・」
政治が変わるような影響があるのか?
実際にシュミレーションしてみました。
(あくまで大雑把な推計なので、多少の誤差は御容赦下さい)

さて、その結果は・・・(後半に続く・・・)

前回の12年衆院選。
20~34才と65~79才で比較してみます。
[有権者数]
20~34才:約2155万人
65~79才:約2242万人

[投票者数](投票率)
20~34才:約889万人(40.8%)
65~79才:約1685万人(74.9%)

有権者数は、ほぼ同じですが、投票者数は約800万人(票)の差です。

では、もし、20~34才の投票率が10%上がると・・・
プラス約215万票になります。
さらに、投票率が20%上がると・・・
プラス約431万票になります。(投票率60.8%で、まだ65~79才より低い)

そして、実際の政党別獲得票数(比例代表)
自民党:1662万(前回1881万)
民主党:962万(前回2984万)
日本維新:1226万
公明党:711万(前回805万)
みんな:524万
未来:342万
共産:368万
(以下省略)

与党(自民・公明)の合計票数:2373万

(無いとは思いますが連立政権があったとして)
民主と日本維新の合計票数:2188万
選挙結果は変わりません・・・

今のままでは、与党にかないませんが、
もし、先程の215万が加わると、2403万
選挙結果が変わる可能性が出てきます。

もちろん、全部の票が集まるとは思ってません。
しかし、その可能性があるとすれば、与党もその票を取り込まなければならなくなります。
そう、若者・現役世代対策を打ち出さざるえなくなると言う事です!

投票しても変わらないと思っていた、あなた。
たった10%上がるだけで、政治家の若者を見る目が変わるんですよ!

もし、20%上がったら・・・
ひとつの党で自民を超える勢力が出来るかもしれません・・・

ただ、これには条件が有ります。
1回選挙に行っただけではダメです。
それが分かったとたん、また無視されてしまいます。

「毎回、投票するよ!」
と、言う意思を示さなければなりません。

ですから、今回の選挙から、始める必要が有ります。
分からなかったら「白票」でもいいです!
とにかく、大事なのは棄権しない事。

投票率さえ上げれば、政治家は意識するんです。

そして、次の選挙で、若者に目を向けた党に投票して下さい。

現在、高齢者の年金・医療は借金をして維持しています。
若者世代は、将来その借金を払わなければならない。
その為に、消費税は20%に上げても足りない位・・・

医療制度も維持できなくなって、カンタンに病院にも行けなくなる。

年金貯めるだけで大丈夫?

海外に逃げる為に、英語を勉強するもの手ですよね。

でもその前に、この事をみんなに広めて(ツイッター、その他のSNSなど)、
選挙に行った方が良いと思いませんか?

これってホンネでしょ!


「10年後、あの時に何もしなかったと後悔したくない」 政治と若者をつなぐ「YouthCreate」代表・原田謙介さん(The Huffington Post)

『自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人』が投票すると社会が変わる。(いとうせいこう氏)
http://youtu.be/qacNfjbsFO8

(追記:Twitterで見つけた言葉)
若者を代弁してくれる政治家が「いない」のではなくて、
投票率が低すぎて「出てこれない」。

選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由(駒崎弘樹氏のblog)

体験!はじめての投票 東京都選挙管理委員会

はじめてでも安心。選挙のココロエ。

関連
「選挙に行っても、何も変わらない」って思っている人へ・・・

コメント

  1. 維新の党支持 より:

    与党が自民党の場合、若者、女性にどんどん負担をかけてくると思います。北海道で、麻生さんが、高齢者の前で産まないものの方が悪いと言うようなことを言ったとか。これで維新が言ったのなら大問題になってるところ、バカメディアは、そんなに公表してないでしょう。今の若者は、結婚したくてもそれだけの収入がない。子供どころじゃないですよね。

    また、女性は、子供を産め、働けとますます厳しい方に追い込む。子供を産んだら産んだでどれだけ教育費がかかるのか。維新の橋下代表の演説はまさしく私の思っていることを代弁してくれていて、聞き入ってしまう。維新の党決してつぶしてはいけないと思う。

  2. UK より:

    少し質問があるのですが、
    個人的に橋下さんが各地応援演説でお話されているような

    「消費税が上がった途端に議員給与20%UP」
    「領収書もなしに国民には黙って1200万円もの大金を財布に入れている」
    「公共工事の名のもとに、国民5千万人に10万円ずつ配れるくらいの税金を建設事業に実際にばらまいている。」

    などのようなお話を広めるためにYOUTUBEなどに個人のお金で広告を出すと問題がありますか?
    (YOUTUBE側が承認してくれない可能性もありますが・・)
    それ以外に例えば、ビラを山ほどポスティングするとか・・・
    あくまでも例ですが、そのような行為は逆にご迷惑になることでしょうか?

    公選法もよく理解しておらず、素人発想での質問で申し訳ございません・・

    維新側に確認しようと思いましたが、当然お忙しくされているでしょうし(スミマセン、管理者様もお忙しいのは承知のうえです・・)

    問題ないのであれば、電話での声がけももちろんいいのですが、他の手段で大きく広める方法を検討したいと思っています。

    どなたかご存知であれば・・・

    管理者様、不適切であればお手数ですが削除願います。

  3. yui より:

    維新の支持者はテレビ、新聞を見て歯がゆい思いでいると思います。私は、少しでも応援したい思いで、橋下代表の演説を聞いています。

    子供たちが大人になって働いた分の半分は税金と言う話を聞いたり、まともな働き先があるかどうかもわかりません。橋下代表は、政治家になったきっかけは子供たちが努力すれば報われる社会にしたいと。

    今のメディア情報操作ひどいと思いませんか?

  4. より:

    世代間格差、これ大きな論点ですよね。少子化という結果にも関係している
    その割に言ってるのは維新しか目につきません。既得権ベッタリの自・民にはメスを入れられない
    橋下氏や江田氏には年配層のプライドに訴える形で「子・孫世代の為の高齢者負担の適正化」を大々的にアピールして欲しいです
    この二人にはそれを上手にできるスピーチ力があります
    今日の新聞にまた情勢記事が載っていました
    それによると今回は最も自民支持の割合のは20~30代、維新支持が多いのは60代以上との事です
    高齢者は長く続いた自民政権に嫌気がさし、何か新しい政策に魅力を感じる人が多いのでしょうか?解りませんが
    また、維新は先週の予測より更に厳しいという分析でした
    私は個人は維新だが比例は自民と書きましたが、ギリギリまでよく考えたいと思います

  5. こう より:

    先日(公示後)、共産党のビラがポスティングされてました。
    選管の印紙等もついてなかったのですが、端の方に
    赤旗号外と出ていました。
    ビラではなく新聞だという建前なのでしょうが、
    その紙には、両面とも共産党の宣伝だけ。
    ちなみに、今のところに2年間住んでいて、これまで一度も赤旗がポスティングされたことは無し。
    明らかにビラだと思うのですが、これっていいんでしたっけ?
    「ビラのようなもの」ってことですかね?

  6. アンパンマン より:

    高齢者の方が若者より投票率が高いというのは確からしいですが、高齢者の投票率が高いから高齢者が優遇されているというのは、少し違うのではないか?と最近は感じています。

    確かに、現在の政治家は目の前の問題を解決せずに先送りばかりで、そのツケを払う若者が投票に行って主張すべきというのに異論はないのですが、かといって、高齢者というのは自分が逃げ切れれば次の世代にツケを残して平気な奴ばかりであるかといえば、決してそうではないと思うのです。

    高齢者の投票率が高いことが政治の改革を阻害する原因だとしても、それは実のところ単に「高齢だから」ではなく、「進歩的文化人」なる「甘ったれリベラル」礼賛時代の世代がタマタマ高齢世代であったというのが真の問題ということではないのか?と思うのです。

    核家族化・少子化が現在ほどでない、一つ前の世代である高齢者の多くには子供も孫も居ます。そんな高齢者が、自分の損得だけで次世代にツケを押し付けて良いと割り切っている人ばかりとは思えません。
    橋下徹の演説を真剣に聞けば、橋下維新の政策は高齢者に全く冷たくは無いものだとわかるし、「甘ったれリベラル」の共産や公明や民主左派は弱者を助けるというより「甘やかし」てるだけとわかる。
    つまり、今の政治の閉塞感ってのは、高齢者が若者より投票率が高いから…というより、老いも若きも「現在の日本の病巣の本質を理解せず、目先の問題としてしか捉えていない」からであり、それを啓発すべきメディアや有識者のレベルが低すぎるということに問題があるように思うのです。

    橋下徹を見ていると、共産党と次世代の党は主張していることは真逆でも、政治のレベルとしては似たり寄ったりと感じているのは私だけではないと思います。橋下維新を通じて、老いも若きも意識改革が進めば道は開けるのではないか?…というか、楽観的過ぎるのかもですが、そうあって欲しいと思っています。

  7. 根保孝栄・石塚邦男 より:

    [絵文字:v-12]
    最後の詰めですね。
    維新ノ評判は後半うなぎのぼり。
    橋下代表の告げ口が効いて来たようです。
    議員、公務員の給料が上がって、年金が下がるなんて、安倍政権は何を考えているのか。

  8. 選挙 より:

    若者の投票率ではなく若者の立候補率の間違い
    年寄りが立候補して年寄りがそれに投じているからな
    若者のことを考える年寄り候補者がどんだけいるんだよ

    あと何でもかんでも国の施策に依存しすぎ
    戦後皆貧乏な中で子沢山で育ててきたんですがね

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